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我家は自家製発酵肥料

発酵肥料ってどんな肥料
 有機栽培で使われる堆肥やボカシ肥ができる過程の発酵とは「よく腐らせる」ことを意味しています。このような発酵の場合、タンパク質がアンモニア(無機化する)まで分解される為、植物に必要なアミノ酸や脂肪酸などのほとんどが無機物に分解されているのです。これでは植物に吸収される栄養は化成肥料と同じ無機質としてですから、真の意味での有機栽培とは言えないのではないでしょうか?
  我家の自家製発酵肥料は味噌と同じく、三段階芳醇発酵をさせて作ります。ですから、有機態を無機化するのではなく、その発酵過程で微生物が作り出してくれる各種のアミノ酸・ホルモン・酵素・ビタミン・有機酸、その他の生育促進物質を利用するのです。それらの物質を、発酵させた有機質肥料にいかにたくさん蓄積し、作物に施してやることができるかが重要です。ですから
有機肥料を施すというより、有機肥料をエサとして世代交代を繰り返した微生物と、その生成産物を施すといったほうが正確かもしれません。
完成までの様子

過程 写真で様子を見てください
 発酵肥料の適期は冬。農閑期を利用して、家の裏にあるビニールハウスの中で作っています。根気とスコップ、体力それに情熱だけが頼りです。
-材料-

 くず大豆・米ぬか・菜種油粕・魚粉・骨粉などの有機物。

 こうじ菌、酵母菌

 その他、化成肥料も微生物のエサとして用いて、栄養の割合が高い発酵化成肥料を作る場合には上記材料の他に、硫安・塩化カリ・過燐酸石灰を使います。
-材料の混合・山積み-

 有機物資材に水を加えて、混合します。混合物を山積みします。この時、山の真ん中にこうじ菌を入れておきます。
-発酵第一段階 糖化作用-

 こうじ菌によって、有機質材料のデンプンをじっくり分解し、ブドウ糖や乳糖などの糖に変えていきます。この糖はあとの菌が食べて働く為の食料となります。この段階では菌の綿毛状のコロニーが表面に現れます。
-発酵第二段階 分解作用-

 第一段階の発酵により、高温になってくると、こうじ菌は死滅し、納豆菌が活動を開始します。納豆菌は空気中や稲わらにいるので、あえて種菌を加えなくても自然に入り込んできます。納豆菌はアルカリ性の強力な分解酵素を出して、タンパク質をアミノ酸に、脂肪を脂肪酸やグリセリンに、分解しにくい多糖類もブドウ糖や単糖類に分解します。温度は70℃位まで上昇し、肥料の色は黒っぽくなってきます。
-発酵第三段階 成酸・アミノ酸合成作用-

切り返しを数回繰り返すうちに温度が下がってきたら、酵母菌を加えます。有機ミネラル化合物を作ると同時に、無機栄養も摂取して菌体内でアミノ酸やタンパク、ビタミン、酵素、核酸など植物に活力を与える有機栄養を合成します。完成した発酵肥料は塊が出来て内部まで酵母菌が回り白くなっています。
【米農家中西について】
 米を販売しています。販売している米は無農薬、有機肥料にこだわっています。 コシヒカリ、白毛もち米、古代の玄米、白米を米農家から直接、販売いたします。
「中西」というのは実は先祖代々の”屋号”です。中西のある伊那市富県は歴史の古い地域で、住民同士はお互いに名前ではなく屋号で呼び合うという古風な風習が今でも残っています。周りに小牧姓が多く、どこの小牧さんなのかわからないからです。

【伊那谷のお米】
 信州伊那谷は昼夜の寒暖の差が非常に激しい谷で、霧の谷とも言われ、この内陸性気候が米作りに適しているのです。伊那谷でとれるお米は「上伊那米」とも呼ばれています。中でも、富県地区のお米は南アルプスの石灰岩から滲み出す白く濁った水がかかる自然の恩恵を受けた大地から生まれ、特においしいとの評価を得ています。

【中西のお米】
 米作りに適した伊那谷富県地区の水と気象条件のもと、こしひかり、白毛もち米、古代米を先祖代々の田んぼで無農薬、有機肥料で作っています。収穫した安全でおいしいお米は土蔵の中に「もみ」のままで保存しています。出来るだけ皆様からのご注文に応じて籾摺りする「今ずり米」で販売するよう心がけおります。保存中はお米が「もみがら」により保護されているのでお米の食味が変わらず、いつでも新米のおいしさをお届けいたします。皆さんに販売するお米に若干、雑草の種などが混入してしまいます。ご容赦ください。


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