P7173670 投稿日 2010年7月17日

無農薬・無施肥田の今-1

我が家では冬期湛水(耕さない稲株を残した田んぼに冬中、水を溜めて管理すること)を基本として、無農薬栽培をしていますが、今シーズン新たな挑戦をしています。

  1. 不耕起栽培(耕さない田んぼへの田植え)
  2. 無施肥(肥料を田んぼに入れない)

の二つの試みです。
この二つのうち、冬期湛水、無農薬、無施肥栽培をしている田んぼの様子をご紹介します。

 稲の背丈は慣行米(農薬・化成肥料使用米)の稲より若干、低いものの、一本一本の茎、葉は伸びやかに開張し、たくましいです。無施肥だからといって、肥料切れの様子も見られず、茎、葉とも青々しています。

田んぼの水面は全面、藻類で厚く覆われています。これは冬期湛水、稲わらを土中に深くすき込まない半不耕起での栽培の特徴です。

稲株の隙間から遥か向こうを見渡しても、目立った雑草がありません。田植えをしてから一度も、田んぼに入っていません。除草作業を必要としないまでに、雑草が抑えられています。

無農薬・無施肥田の今-1」への2件のフィードバック

  1. ウメ

    はじめまして、ウメと申します。
    富山県で無農薬のコメを作っています。
    岩澤氏の「究極の田んぼ」を読み、
    専用田植え機は、実のところ
    慣行田がいきなり冬期湛水・不耕起
    移植栽培しても土ができていない
    (土壌生物が増えていない)ために
    田面が固いままになり、それで必要
    なのではないかと思っているのです。
    中西氏の場合、今までの無農薬田での
    土作りが通常田植機での田植えを可能に
    したのではないかと勝手に想像している
    のですが。。。

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  2. 小牧久幸

    ウメさん
    米農家中西の小牧です。コメントありがとうございます。
    その通りだと思います。5/4の記事に掲載しているように、冬季湛水で昨年の稲藁の上にトロトロ層(ミミズの糞)が堆積しているのがわかると思います。その土を下の稲藁付近からすくい上げて観察すると、成長して結構大きくなったイトミミズ?が何匹も出てきます。田んぼにものすごい数のミミズが生息しているのです。このミミズが作り出すトロトロ層のお蔭で、普通の田植え機で、不耕起田への田植えが出来ているんです。今年、普通の田植え機での不耕起田への田植えの手応えを感じました。来シーズンからは全部の田んぼで不耕起、無施肥栽培しようと考えています。また何かございましたら、連絡ください。

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