P2050114 投稿日 2012年2月5日

籾殻・廃油ハイブリッドボイラーの開発 その1

さて、籾殻ボイラーで籾殻と廃油のハイブリッド化に目処が立ったので、本格的にシステムの構築を始めました。まずは必要部品の購入。MonotaRo (モノタロウ)から購入。色々な部品の品揃えがよく、安いです。点火ファンが壊れた時、日本ホープの安藤さんに相談したら、紹介してくれました。その時以来、気に入っているネットショップです。

購入したのは廃油の供給を止めたり、送ったりするための電磁弁。それに取り付けるタケノコの継ぎ手。ボイラー内で燃焼が止まった時、廃油の供給を止める為に温度をモニターする温度計(熱電対)です。

電磁弁にタケノコ継ぎ手をこんな感じで、取り付けます。

 まだ、実験段階なので、廃油タンクはキャンプ用タンクを流用しています。

廃油タンクのコックでまず、流量制限しています。蛇口から電磁弁までの配管は太めのオイル用ホースでつなぎ、一旦ここにオイル溜まりが出来るようにしました。電磁弁からの出口は外径6Φのステンレス配管につながるオイル用ホースです。

ステンレス配管へとつながっています。廃油タンクは高い位置に置き、電磁弁が開くと廃油が自由落下していきます。電磁弁が閉じると、ホース内廃油液面と電磁弁の間のホース内は減圧状態となり、ボイラー内への廃油供給が止まります。

ステンレス配管の末端はボイラーの燃焼室のこの中空構造の攪拌軸の中に入っています。

攪拌軸の中空部分にはシロッコファンから送られる空気が噴出す穴が開いており、燃焼中に加熱されると気化した廃油が空気と共に噴出します。

電磁弁の電源はこの攪拌軸の信号ラインからもらっています。この信号ラインは100VのON/OFFを出力しています。攪拌軸が回転し始めると、0.5~1秒、100Vが出力されるラインです。0.5~1秒後、電磁弁は閉じます。攪拌軸が回転している間、ずっと電磁弁が開くわけではないので、安全面でもとても、都合のよい信号が取り出せました。

燃焼中のボイラー内を覗いてみました。気化した廃油はボイラー内で青い炎で燃焼します。ほぼ、完全燃焼しているようです。籾殻の他に廃油も燃料として使えるエコなハイブリッドボイラーの完成まで間近なところまできました。

籾殻と廃油を同時に燃焼させることにより、期待できる効果は

  1. 廃油(使用済み天ぷら油、自動車、農業機械の使用済みオイルなど)の有効活用。
  2. 燃焼熱のカロリーを高め、籾殻使用量を削減。特に厳冬期に高まる籾殻使用量を低減。
  3. 多少、濡れた籾殻も廃油の燃焼により、燃焼可能。
  4. 籾殻のみの燃焼より、短時間で水を所定温度まで、温めることが可能。

今後の課題は

  1. 安全対策として、未燃焼時に廃油供給ストップする仕組みの構築。
  2. 廃油タンクをしっかりしたものに変更する。
  3. 廃油に含まれる固形物が電磁弁に行かないようにフィルターの取り付け。
  4. 廃油又は気化した廃油が流れ出るステンレス配管末端部の詰まり対策。

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