冬期代掻き 投稿日 2017年10月23日

冬期代掻き

無施肥栽培でも厚いトロトロ層が出来る田んぼにしたい

冬期代掻き という新しいチャレンジが以下のように生まれました。 2016年、冬期湛水ではイトミミズの餌となる有機肥料(例えば、米ぬかや発酵鶏糞など)を田んぼに撒くことでイトミミズが繁殖し、厚いトロトロ層(=イトミミズの糞、自然の肥料)が形成されることがわかりました。しかし、無施肥栽培でもイトミミズを繁殖させることが出来ないかと考えていました。有機肥料さえも加えないで、出来るだけ自然の力でイトミミズが繁殖するような田んぼの環境を整えたいたいと思っていたのです。

無施肥栽培におけるトロトロ層形成のヒント

インターネット上に、あるブロガーの記事に目が留まりました。 「自宅のバケツ稲のバケツの土の中にはイトミミズが全く見当たらないにも関わらず、厚いトロトロ層は形成さたというのです。そして、そのトロトロ層は、有機物から出るガスで土を攪拌され出来上がったのだとほぼ確信しているというのです。」 残渣として田んぼに残っている稲わらという有機物の積極的な利用を考えました。

冬期代掻き + 冬期湛水 という組み合わせ

この記事をヒントに 「収穫後に代掻きをして、稲わらや稲株を土中に漉き込み、冬期湛水すれば、稲わらの堆肥化が早まり、イトミミズの餌に出来、トロトロ層形成の助けになるのではないかと考えました。」と考えました。

初冬に田んぼに水を入れ、代掻き

2016年12月に代掻きをして、稲わらを土中に漉き込み、そのまま冬期湛水をしました。

冬期代掻き

冬期代掻き 直後(2016年12月)

冬に稲わらを土中に漉き込み、冬期湛水することで、稲わらの分解が進み、肥料効果、イトミミズの繁殖にも促進されるのではないかと考えました。 効果を見る為に、田んぼ表面に稲わらが出ている場所で定点観測し、稲わらがイトミミズの糞(トロトロ層)で隠れていく様子を見ていくことにしました。

冬期代掻き後の稲わら

春の田んぼ表面(2017年5月)

昨年12月に表面に露出していた稲わらは完全にイトミミズの糞(トロトロ層)?に覆われ、いい感じに仕上がっているように見えました。この時点では、 冬期代掻き は肥料効果、雑草抑制への効果を心待ちにしていました。

冬期湛水 稲わら

雑草が爆発的に繁茂して大失敗

冬期代掻き は雑草を抑制するどころか、繁茂させる結果になってしまいました。特に種で増えるっ雑草ではなく、塊茎(球根のようなもの)で繁殖するクログワイやオモダカという雑草が爆発的に増えました。それから、種から発芽するコナギも増えてしまいました。 おそらく、稲わらと一緒に種を漉き込むことになり、種や塊茎が厳しい冬を乗り切る土中という快適な環境を与えてしまったのかもしれません。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

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