OLYMPUS DIGITAL CAMERA 投稿日 2015年1月4日

雑草 ヒエ に絶望感を感じた頃

 

 

 

ヒエはイネ科の雑草で穂が出るまでの姿は稲と非常によく似ています。 田んぼ全体がヒエで被われると、お米の収量は半分程度まで激減します。

 

 

 

 

これがヒエの穂です。稲穂とほぼ同じ時期に見られます。

 

 

 

 

ヒエはお米より早く、登熟します。稲刈り前に種が落ちてしまいます。ですから、このこぼれ種からまた来年、発芽するわけです。

 

 

 

 

ヒエの苗はお米の苗と識別できないくらいよく似ています。無農薬栽培を始めたころはそれがヒエだとは分かりませんでした。何だこのヒョロヒョロしたものは・・・・としか思いませんでした。稲株の株間がわからなくなるくらいに生長して、初めて、ことの重大さを知るという状態でした。

 

あわてて除草機を押したりしますが、この大きさに成長すると、除草機を押しても、ヒエがただ、除草機に押されて倒れるだけの場合もあります。

 

除草機を押したからといって、それで終わりではありません。行間のヒエはなんとか退治できても、株間に残ってしまうのです。最初に言ったようにヒエはイネ科の雑草で、生育パターンが稲と同じですし、姿も似ています。除草機を押したあとさらに除草をしようとすると、ここからが絶望的な手間が待っています。

背丈も姿もほとんど同じ稲とヒエの苗を見極めながらの株間の除草はほとんど感だけが頼りです。苗の株の間隔からこの辺りはヒエだろうと予測しながら、ヒエと思われるものを手取りしていきます。もしかしたら、稲まで手取りしてしまっているのではというリスクがあります。

この手取り作業は広い田んぼを一日続けるのは大変です。何日かに分けてやるわけです。ヒエも日に日に生長するので、日にちが経過するほど、本当に的をえてヒエを取っているのだろうかという不確かな状態で行います。このヒエの手取り除草を何年かやりました。こんなことはとてもこの先続けられないと思い、もっと効率的なヒエ対策を考えるきっかけとなりました。