五平餅 の由来
五平餅 は長野の伊那、木曽の郷土料理。ごはんをつぶして細長い板に小判形ににぎりつけたり、竹ひごに、ごはんの団子を2つ刺し、火であぶり、みそだれをぬって、焼いたものです。たれにはゴマ、クルミ又はエゴマを入れたり、しょうゆだれを用いる地域もあるようです。伊那地方では竹ひご、ごはんの団子、クルミ入りのたれが伝統的なものだと思います。
五平餅 の作り方
- 竹ひご(割り箸で代用可)を用意しておきます。
- お米はもち米ではなく、普通のお米(コシヒカリなど)をやや多めの水加減をして、普通に炊きます。多めの水加減にするのは、ごはんの団子を作り易くする為。
- ごはんが炊けたら、ごはんを半つぶしにします。(すりこ木があると、楽です。手で潰してもOK)。
- 半潰しのごはんを、丸め、やや扁平の団子(直径5センチ、厚さ3センチ)にします。
- 一つの串に2つの団子を刺します。
味噌だれを作ります
すりつぶした炒りゴマに、くるみを加えて、さらにすりつぶし、味噌、砂糖、水を加えてすりのばします。水を加えすぎて、タレがゆるくなり過ぎないように注意してください。
軽く炙り炙ります
我が家に囲炉裏があった頃は、囲炉裏で熾した炭火に五平餅の串を立て、炙りました。オーブン、ガスコンロのグリルなどで、味噌に焦げ目がつくくらい炙ったら、出来上がりです。