プール育苗のポイントの一つ 育苗中の水管理
寒さで発芽が遅れている中、太陽シートを早々と取って、 プール育苗 を始めましたが、うまく出揃うか、心配していました。 育苗中の水管理 を浅めで管理することにより、きれいに苗が出揃いました。
こんな感じで一日一回、プールに水を入れます。
中央アルプス駒ケ岳の雪も少しずつ溶け始め、駒の雪形が現れてきました。
プール育苗 はサラリーマン農家の救世主
プール育苗 は、育苗パイプハウス内にビニールまたはポリフィルムを用いて簡易のプールを
作り、苗を管理する技術です。。プールへの入水は3~7日間隔で良く、低温時などを除きハウス
サイドを昼夜とも開放した状態で管理可能であり、従来の育苗におけるかん水作業とハウスの開閉
管理の省力化が可能です。
注意点としては特に 育苗中の水管理 です。1回目の入水は緑化が終了するまで行わない。また、入水深は必ず苗箱の培土表面が隠れないようこれより下の位置にする。苗の1葉目が開き2葉目が出始めたらそれ以降の入水深は、必ず苗箱の培土が隠れる程度以上とする。というような気を遣うポイントはありますが、毎朝あるいは毎夕の水管理、一回だけで済ませることができます。