籾のまま土蔵で保管 ― 鮮度と香りを守る昔ながらの知恵
当農家では、コシヒカリやササニシキなどのうるち米を中心に、
収穫したお米をすぐに玄米にせず、籾(もみ)のまま伝統の土蔵で保管しています。
これは手間のかかる方法ですが、昔から「本当に美味しいお米を守る最良の保存方法」として受け継がれてきた知恵です。
精米してから時間が経つほど、お米の香り・旨み・食感は徐々に失われていきます。
だからこそ当農家では、精米するタイミングを“注文後”に限定。
採れたてのような新鮮さをそのままお届けするための仕組みです。
白毛もち米や古代米については、粒の性質や用途の違いを踏まえ、 すべてを籾のまま長期保管する方法は採っていません。収穫後の状態や品質を見極めたうえで、 品種ごとに適した形で保管・管理し、 それぞれの特性が活きる状態でお届けしています。
品種ごとの保管や取り扱いの考え方については、
農家紹介ページのFAQにて詳しくご説明しています。
なぜ籾のまま保管すると鮮度が落ちにくいのか?
● 籾殻が「天然の保護膜」
籾をつけたまま保存することで、実(玄米)が空気に触れにくくなり、酸化をしっかり防ぎます。
● 土蔵は温度変化が小さい
厚い土壁は夏の熱を遮り、冬の冷気も緩和。
通気性がよく湿度も安定し、お米にとって理想的な環境が保たれます。
● 低温でゆっくり眠る
当農家の土蔵は一年を通じてひんやりした環境で、
籾のままお米が“呼吸できる状態”のまま安定して眠り続けます。
注文後精米で、香りと甘みが際立つ理由
精米直後のお米は、
「炊いた瞬間の香り」
「口に広がる甘み」
が一番強く引き立ちます。
私たちはこのピークを逃さないため、
ご注文をいただいてから精米し、その日のうちに発送します。
● 精米したては水の吸収が良い
炊飯時の吸水が早く、ふっくら・つやつやに仕上がります。
● 酸化による劣化がほぼゼロ
店頭に並ぶまで時間がかかる一般流通米とは、香りがまるで違います。
保存方法もカンタンで安心
籾のまま保管するのは農家側の手間であり、
お客様のお手元には精米済みで届きますので、
ご家庭では普通のお米と同じように保存できます。
さらに、
精米日を袋に明記し、常に新鮮なお米だけをお届けします。
「美味しさを最優先」したいからこそ、あえて手間をかけています
籾のまま土蔵で保管する農家は少なくなりました。
手間もスペースもかかりますし、効率的ではありません。
しかし、
「新米の味を一年中お届けしたい」
その思いから、この方法を守り続けています。
農家直送ならではの特別な鮮度。
ぜひ、一度味わってみてください。
