無農薬米づくりへの挑戦記②|冬を前に発芽したヘアリーベッチの様子

私は、長野県伊那谷で20年以上、
無農薬・減農薬米づくりに向き合ってきた米農家です。
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10月24日、試験田に設置した「緑の棒」を目印に定点観察を行いました。
播種から約10日、ヘアリーベッチの種は地上に落下しただけですが、種から地中へと根を伸ばし、発芽して、苗の長さが5cmぐらいに成長しています。小さな苗ですが、これから始まる厳冬期を乗り越える力を秘めています。

成長の観察と冬越しの推察
伊那谷の冬は厳しく、夜間~翌朝にかけて、-10℃に達する日もあります。ヘアリーベッチは根を張り、地表の苗を凍結から守りながら春まで生き残る戦略を取ります。今回の観察では、発芽率や土壌の湿り具合も記録し、冬越しの成功率を推察しました。発芽率は高く、観察した感じ、90%以上は発芽していると思います。土が程よく湿っていた為、その湿り気が地上の種を発芽えと促したと推測します。

自然循環と農業観察の面白さ
登山での高山植物観察と同じく、自然の変化を見逃さず、次の手を考えることが重要です。小さな芽の一つひとつが、来年の田んぼの健康と収穫に直結します。
次回予告
次回は厳冬期の苗の様子を報告し、冬越しの成功率や課題をまとめます。
自然に任せながらも観察眼を働かせる無農薬米づくりのリアルな挑戦、ぜひご注目ください。

