**【第4話】2代目エンジン式除草機の導入

**【第4話】2代目エンジン式除草機の導入

── 無農薬米・自然栽培米を支える「中期除草」の要となった機械**

自然栽培で無農薬米を育てるためには、
農薬を使わずにどう雑草を抑えるか が最大のテーマです。

当農家(米農家中西)は、無農薬米や自然栽培米を農家直販で通販しているため、
お客様が安心してご購入いただけるよう、
日々の除草作業もすべて公開しています。

この記事では、2009年に導入した
2代目のエンジン式チェーン駆動 中耕除草機
が、無農薬米づくりにどのように貢献したのかを解説します。

2条用エンジン式チェーン駆動除草機

■ 初期除草機だけでは防げない「中期雑草」の壁

水田の初期除草で、取りこぼし、成長し、繁茂している雑草

無農薬米 農家として作業を進めるなかで、
初期除草機では取りきれない“中くらいの雑草”が課題になりました。

  • 発芽後に少し伸びた雑草
  • 作業が追いつかず部分的に繁茂した区画
  • 田んぼを覆うほど大きくなり始めた草

この状態になると、初期除草機では効果が足りず、
無農薬米の品質を守るためには 次のステップの除草力 が必要でした。

■ チェーン駆動式・2条中耕除草機の導入

そこで2009年に迎えたのが、
エンジン式チェーン駆動の2条中耕除草機 です。

● 導入した理由

  • 中〜大きめの雑草に強い
  • 初期除草機で取りこぼした部分に対応
  • 無農薬米の生育ステージに合った除草体系をつくれる

無農薬米 通販でお客様にお届けするためには、
「農薬不使用でも確実に草を抑える技術」が欠かせません。
この固定観念を変えてくれたのが、2代目の中耕除草機でした。


■ メリット:無農薬米の品質を守る“中耕力”

2条除草機は作業幅こそ狭いものの、
大きくなった雑草を攪拌して、根っこから除去する力は初期機より圧倒的に強い 機械です。

  • 条間の土を大きく動かせる
  • 雑草の根を切り倒す力がある
  • 局所的に繁茂した場所へピンポイント対応が可能
  • 無農薬米の品質を落とさず、収量を確保できる

お客様に安心して無農薬米を通販で届けるためには、
この「中耕除草」がとても重要になります。

成長した雑草を、力強く土を攪拌しながら除去している除草機

■ デメリット:チェーン切れと回転羽の破損

もちろん欠点もありました。

● チェーン駆動ゆえのトラブル

  • チェーンが切れる
  • チェーンが外れる
  • 現場で修理しにくい構造
  • 作業ロスが発生しやすい

無農薬米 農家にとって、除草作業の遅れは致命的です。
雑草は1日で急に伸びるため、チェーン切れで止まると大きな痛手でした。

● 不耕起田では回転羽が壊れやすい

当時、当農家の田んぼは不耕起田が多かった、

  • トロトロ層の下の土が硬い
  • 負荷が大きい
  • 羽が折れる・割れる

といった故障も頻発していました。

不耕起田の除草で、羽根が壊れた除草機

■ それでも「無農薬米を始める人」には良い入門機

デメリットはあるものの、
これから無農薬米・自然栽培米に挑戦する人にとっては、
この2条除草機は 入門機としてちょうど良い と感じます。

理由:

  • 初期除草の弱点を補ってくれる
  • 中期雑草を理解するのに役立つ
  • 無農薬米 農家としての基礎技術が身につく
  • 価格も比較的手頃で導入しやすい

この2代目除草機の経験が、
私たちの農法を一歩進め、後の違う仕組みの中耕除草機(3代目)の導入へ続きました。

■ まとめ:無農薬米を支える“進化の過程”そのもの

無農薬米を通販で安心して届けるためには、
機械・作業・経験の積み重ねが欠かせない。

2代目の除草機は、まさにその転換点でした。

  • 初期除草の穴を埋める強力な中耕力
  • 無農薬米 農家が直販する品質を守る支え
  • 試行錯誤から生まれた実践的な農法
  • 機械の欠点も含めて透明性のある栽培記録

こうした取り組みを積み重ねることで、
当農家は「無農薬米 農家直販の信頼性」を高めてきました。

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