無農薬栽培2年目の除草記録|夫婦2人で100時間、手取り除草で雑草と戦った真実

無農薬栽培2年目の除草記録|夫婦2人で100時間、手取り除草で雑草と戦った真実

「無農薬でお米を作る」という決意が、これほどまでに過酷な日々を連れてくるとは想像もしていませんでした。1年目の失敗を経て迎えた2年目。私たちの武器は機械ではなく、自分たちの「手」でした。

一本松5488(25.2アール)と一本松5491(19アール)。合計43.2アールで挑んだ無農薬米づくり2年目。田植え後すぐに雑草が一面を覆い、夫婦二人で手取り除草と畑用ホー「けずっ太郎」を交互に使いながらなんとか乗り切った記録です。

稲が見えない「緑のカーペット」に震えたあの日

雑草で覆われた一本松5488と5491|写真に残る1年目の現実

田植え後、田んぼは雑草で緑のカーペット状態。写真にも残した通り、稲が見えなくなるほどでした。

田んぼ一面に広がったカーペットのような雑草

10メートル進むのに20分。夫婦で交代した地獄の手取り除草

手取り除草の過酷さ

手取り除草の様子

中腰での作業は、想像を絶する負担です。10メートル進むのに20分。やっとの思いで振り返っても、田んぼ全体から見ればほんの数歩に過ぎません。それでも、妻と交互に魚籠(びく)を雑草でいっぱいにしながら、一歩ずつ進みました。

妻と交互に担当し、魚籠はすぐに雑草でいっぱいになりました。

魚籠一杯の雑草

けずっ太郎で雑草を浮かせる作業

けずっ太郎による、除草作業

けずっ太郎を軽く引っ掻くと草が浮き上がるものの、長く続けていると、引くたびに腕の筋が痛みました。

一本松5488(25.2アール)での初戦

初めての除草は地獄のような作業で、夫婦二人で何度も交代しながら進めました。浮かせた草は手取りで回収し、魚籠が満杯になるまで繰り返しました。

一本松5491(19アール)でつかんだコツ

2枚目の田んぼでは作業のコツが少し掴め、けずっ太郎で大きく削り、手取りで仕上げる流れがうまく機能しました。

【実録】43.2アールの除草にかかった「100時間」の内訳

  • けずっ太郎:10aあたり12〜15時間
  • 手取り除草:10aあたり18〜25時間
  • 一本松5488(25.2a):約55〜60時間
  • 一本松5491(19a):約40〜45時間
  • 総工数:95〜105時間(夫婦2人)

この「100時間」が、お米の甘みと安心に変わる

夕日の中で妻が言った「この田んぼで無農薬のお米が育つと思うと頑張れるね」という言葉。その想いが詰まったお米が、今の「米農家中西」の原点です。

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【農家直送】私たちの想いが詰まった無農薬米はこちら 100時間の除草を経て育てた、安心・安全なお米を信州伊那谷からお届けします。

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